つゆ(junk)
- STORY ARTFES
- 2021年10月17日
- 読了時間: 1分

作品タイトル:つゆ
制作年:2021
ジャンル:抽象画
解説:LGBTに対する日本政府の対応がいかに差別的かを目の当たりにし
痛い、かなしい、もやもやする、怒りなどの気持ちなどが表れた。
(結果的に表れたかんじです・・表そうとして描いていない・・)
アーティスト略歴
名前:junk
略歴:兵庫県出身、アート作品作成経歴などなし
インタビュー後記
本人自身が何を描いたのか、なんでつゆ(露)と名付けたのかわかってないようだった(笑)。
取材中に「あーこれ横向きにしたり逆さまにしても別に良いのかもしれないですねー」と言い出すくらいこだわりがない(笑)。
LGBT問題に話してるうちに、右上の大きな滴のようなものが悲しい気持ちを表現した「涙」で、左下の白い点々の線は「ほんの少し抱いてしまっていた期待」を表しているかも....という分析はできた。
特にこの作品で伝えたいメッセージがあるわけでもない。
この作品は本人にとって「気持ちを表現する抽象画」に初めて挑んだもの。
本人自身が何を描いたのかわかってないところがむしろポイントなのだと話していて思った。
なので主人公(視聴者)も、一緒に逆さまにしたり横向きにしたりしながら「何なんだろう...」と作者の目線で考えてみるのがこの作品の楽しみ方なのだろう。
多分。
アートを描くのに、何か理由が必要という思い込みから解放させてくれる作品。 もっと自由に、何も考えず、後から理由を考えられるのもアートの楽しみ方の一つだと思えて楽しかった。 背景に選ばれた緑には優しさを感じられた。
第一印象は、植物のような優しい印象だった。でも、細かく重なった線の裏側に、人に見せくない何かを隠したのだろうか...。